札幌市豊平区のご遺族様から頂いたお手紙「17歳で喪主になった僕」前編
2022/11/08
高校の修学旅行の真っただ中、京都にいた僕の携帯に病院の先生から電話があり入院していた母の訃報を知らされた時、時間が止まったような感覚でした。頭が真っ白になって何も考えられなくなったのを覚えています。狂ったように先生の下へ駆け寄り急遽翌日の飛行機の便を取ってもらいました。医師からの電話があったその時から地元にいた妹と祖父と連絡を取っていたので、ある程度状況は把握していましたが妹は当時中学3年生でひどく気が動転していました。僕が北海道に還るまでの間、祖父が電話してくれた市民火葬協会さんが母を病院に迎えに来てくれて、小さいホールに安置してくれたと聞いて安心しました。
お昼ごろ、母の待つホールに到着し急いで顔を見ると母は白い仏衣を着て布団に寝ていましたが、その様子を見てこれまでの後悔と悔しさと悲しみで涙が止まりませんでした。母は肝臓が悪く入院中からずっと黄疸が続いていたのに、死に化粧をされた母の顔は元気だった頃を思い出させました。その日、お通夜には学校の先生や中学校の恩師、サッカーのチームメイト、幼稚園の先生方が100人以上来てくれて、たった3人の家族葬を予定していたものが、はるかに上回る盛大なお葬儀になりました。楽しかったと言ってはおかしな表現になりますが、心の中はずっと皆さんに対する感謝でいっぱいでした。
喪主として参列してくれた人に挨拶する僕の横で、社長さんが温かくサポートしてくれていたので本当に安心でした。
その晩もホールに泊まらせて頂いて、翌日の告別式も家族で行えてよかったです。
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市民火葬協会
〒061-2283
北海道札幌市南区藤野3条7丁目2-24
電話番号 : 011-206-7522
FAX番号 : 011-206-8246
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