亡母への懺悔の訳は・・・
2022/12/15
「母を死なせてしまった。。。」「母が死んだのは私の所為なんです。。。」
しきりに口ごもられながら自分の所為だと繰り返されたお電話でした。
お会いしてお話を伺った方がいいと判断して、ご住所とお名前を聞き出して直ぐに
清田区の市営住宅へ向かいました。
30代位の娘様がお一人でお部屋におられました。ご質問にお答え頂く形でお話を伺い見えてきたのは、
*娘さんが帰宅したらお母様が居間で倒れていて救急車を呼んだが亡くなっていた為、
現在故人様は警察署にいる事
*母1人娘1人で暮らしており、二人共生活保護を受けられている事
*親戚関係の付き合いがなくどこに住んでいるのかどんな親戚がいるのか娘様は把握していないし興味もなかった事
等がわかりましたので、生活保護課の担当者と警察署とのやり取りを当社にお任せ頂く事になり、生活保護葬は問題なく手続きを終えて無事に終了致しました。
そして、「母が亡くなったのは自分の所為」の意味が以下の通りでした。
お母様が倒れているのを発見した前日に口喧嘩をして自宅を飛び出してしまいその日は帰宅せずに24時間営業しているお店をはしごしながら過ごし、朝になり週数回通っている支援センターへ行き夕方に帰宅したらお母様が倒れていた。自分が自宅にいたら直ぐに救急車を呼べており、結果「母は助かったのではないのか」と。。。
ただ、今回の死因は脳梗塞でしたので、警察署の方は直ぐに救急車を呼んだとしてもわからなかったから自分を責めないような話をしてくれたと娘様は小さな声でお話をしておりました。
生活保護課の担当者と生活保護葬の申請の件でお会いした時に、娘さんには心のケアの場に通えるように地域担当者のケースワーカーと打合せながら促していくと仰っておられました。
娘様が少しずつでも自分を取り戻される事を願い、そして
故人様のご冥福をお祈り申し上げます。
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市民火葬協会
〒061-2283
北海道札幌市南区藤野3条7丁目2-24
電話番号 : 011-206-7522
FAX番号 : 011-206-8246
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