本来のお通夜と通夜振る舞いとは
2023/01/04
近年のお通夜は、夕方から開始して1時間~2時間程度で終了するが一般的です。
この形式は「半通夜」といって、略式として扱われているものでしたが、直葬が増えてきた為、
ここ近年は省略される傾向にあります。
そして、正式なお通夜である「本通夜」は、遺族等が集まり、寝ずの番をして夜通しで遺体を守り、ろうそくの火を絶やさない様にして、死者の魂が迷わないようにする・邪悪な霊が死者に取り憑かないようにする等の意味で行われておりました。
遺体を守る方(火守り)に出されていた食事が、「通夜振る舞い」と言われるものです。
近年は、お通夜後の会食として捉えられておりますが、元は夜通し遺体を守って下さる方の「腹ごしらえ」のお食事でした。
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