葬儀社は安さで選ぶべきなのか？選び方のポイント5選を紹介

札幌の格安葬儀社　市民火葬協会です。

突然ですが、この記事を読んで頂いている皆様に質問です。

「ある日突然大切な人が亡くなった時、どのようにして葬儀社を探しますか？」

すぐに答えが出ないのも当然のことです。ほとんどの人は普段からどこの葬儀社に依頼するかなんてことは考えていないと思います。

ただ、家族や兄弟が亡くなった時には必ずぶつかる問題です。そして人はいつか死を迎えます。避けては通れない問題なのです。

今回の記事では、この突然の出来事にどのように向き合っていくとよいのかご紹介します。ぜひ皆様の知識として参考にしてください。

 

＜目次＞

葬儀社を探すポイント5選

・安さ

・距離

・葬儀形態

・検索順位

・知名度

まとめ

 

葬儀社を探すうえで軸となるポイントを5つにまとめましたので、気になるポイントをチェックしておきましょう。

 

安さ

葬儀社探しの目安でこれが一番多いと言っても過言ではありません。札幌市では全国的にも葬儀費用の相場が安く、多くの葬儀社が低価格を売りにして顧客を獲得しようとする印象を受けます。

これを踏まえたうえで葬儀社を選ぶポイントは「希望予算の中で葬儀できるか」を知ることです。ほとんどの場合、葬儀ではオプションと呼ばれる追加費用が発生します。終活をしていたり葬儀社を検討する時間がある場合は直接電話をして見積依頼してみるのも一つの手段といえます。

ネットでただ「安い」「安心価格」などと表記されている場合でも鵜呑みにしてしまうのは危険です。葬儀プランに含まれているサービスや商品がどのようなものなのか、把握しておくことが大切です。

※不慮の事故や突然死といった緊急性の高い葬儀は遺族も冷静になることができず葬儀費用が高額になってしまうケースが多く見受けられますので、注意しましょう。

 

距離

これを軸として葬儀社を選ぶ時のメリットは、移動にかかる時間や負担がかからないというところです。葬儀には車を持っていない方や体の不自由な方が参列することもあるため、交通の利便性の良い駅近くの式場や移動に時間がかからない式場を選ぶことがポイントです。

最近ではスマホ一つで式場までの距離が分かるため、自宅から式場への距離で葬儀社を選ぶ方の割合も高くなってきています。店舗が複数あるような葬儀社では利用状況によって別の会場となる可能性があります。

 

葬儀形態

今ではさまざまな葬儀形態(プラン)があります。プランの決定には故人の生前の希望を反映したり、喪主と遺族が話し合って決定します。残された人たちにとって一番いい葬儀プランにすることができれば、それだけ満足感も得られる可能性があります。

・直葬(火葬式)…葬儀式を行わず、火葬のみを行う葬儀プラン。料金は低く10～40万円の相場となっている。

・自宅葬…生前住み慣れた自宅で葬儀を行うプラン。形式にとらわれず遺族の安心感も得られやすい。

・一日葬…通夜を行わず葬儀式(告別式)を行う葬儀プラン。仕事の都合などで時間がない参列者にも短時間でお別れの場を設けることができる。

・家族葬…身内や親族だけで行う葬儀プラン。形式にとらわれず気兼ねなく行えるプランとして現在人気が出ている。

・一般葬…生前故人がお世話になった人や仕事関係者なども招いて行う葬儀プラン。葬儀にもよるが最低でも40人ほどの参列が予想される。

 

ネット検索で上位の葬儀社

あまりお勧めはしませんが、シンプルにネット検索ですぐに目についた葬儀社に依頼するのも手段としてはあります。即時性が高いため、急いで葬儀社を決定しなければいけない状況においてはよい手段と言えます。また、選んだ葬儀社のＣＭなどを見たことがあればそれだけでも安心感になります。

ここで注意すべき点として、料金形態や葬儀プランをよく把握せずに依頼した場合には追加費用が多く発生してしまう可能性があります。ネット検索ですぐに表示される葬儀社の中には誇大広告で顧客を獲得しようとしている会社もあるため、オペレーターや葬祭スタッフとこまめな打ち合わせをして誤解やトラブルを未然に防ぎましょう。

 

知名度

前述した「ネット検索で上位の葬儀社」と似ていますが、知名度の高い葬儀社に依頼することで参列者たちの安心感を得る可能性が高まります。ただし、知名度だけで葬儀社を決定するのはあまりいい選択とはいえません。知名度と遺族や参列者の満足度は必ずしも比例はしていないからです。喪主と遺族、そして葬祭スタッフとの連携が成り立っていなければ、たくさんの参列者を呼んだ時に混乱を招いたり、「予想と違った」といった声が上がる可能性があります。

 

まとめ

身近な人が亡くなる時に必ず直面し、一歩間違えると大きな損失となってしまう葬儀社選び。そこには当然お金や人間関係が関わってきます。決して綺麗事だけでは済まない問題ですので、万が一に備えてきちんとした選定方法を知っておく必要があります。

気になる会社があれば率先して資料請求をしたり、見積依頼を取っておくことで事前にシミュレーションすることができますので、お勧めです。きちんと故人を送り出すためには、まずは残された人たちが慌てずに葬儀に臨めるようにしておきましょう。

 

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