直葬と密葬の違い

直葬とは、通夜式や告別式を省いて火葬のみを行う葬儀のことです。

通夜式・告別式を行わず納棺後、火葬場に向かいますが死後24時間は火葬できませんので、

24時間後の火葬場の営業時間内に納棺後、火葬場に向かうことになります。

近年は、遠方におられるご遺族様やコロナ等など様々なご事情から

ご遺族様は火葬場に直接ご来場されるパターンが増えてきております。

 

密葬とは、一般の会葬者を招待せずに身内だけで通夜式・告別式を行う葬儀のことです。

葬儀出席者以外には

沢山の参列者が予想される、有名人・著名人・経営者等が行う場合が殆どです。

密葬の後に行われるのは本葬又は社葬・お別れ会などですが、火葬終了後に行われます。

有名人が亡くなっていた事を数日～数ヵ月後に発表した時に

「葬儀は近親者のみ既に終了致しました。本葬を〇年〇月〇日何時より○○にて行います。

一般の方には○○に献花台を用意致します。」等のコメントがマスコミを通じて発表されます。

 

そして密葬のみの場合もございます。その時は

「葬儀は近親者のみで既に終了致しました。お別れ会も行わない予定です。」

等の発表が行われる場合と発表がない場合がございます。

 

直葬は通夜式・告別式を行わない為、経済的な負担は少ないですが、密葬は参列者のみにしか葬儀の日程を明かしませんが、通夜式・告別式を家族葬・一般葬と同じに行いますし、後日、本葬も行う場合もございますので、経済的負担は大きくなります。