通夜と葬儀の香典は1回でOK?失礼のない正しい渡し方とマナーを解説

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通夜と葬儀の香典は1回でOK?失礼のない正解とは

通夜と葬儀の香典は1回でOK?失礼のない正解とは

2026/08/15

通夜と葬儀の香典は1回でOK?

失礼のない正解とは

 

「通夜と葬儀の両方に参列する場合、香典は2回渡すの?」

葬儀に慣れていない方にとって、香典の渡し方は迷いやすいものです。特に、通夜と葬儀の両方に参列するときは、「通夜で渡したけれど、葬儀でも渡したほうがいいのでは?」と不安になることもあるでしょう。

結論からいうと、通夜と葬儀の両方に参列する場合、香典は基本的に1回だけ渡せば大丈夫です。

一般的には、先に行われる通夜の受付で香典を渡します。その後、翌日の葬儀・告別式に参列する場合は、香典をもう一度渡す必要はありません。葬儀の受付では、必要に応じて記帳だけを行えば大丈夫です。

この記事では、「葬儀 通夜」の香典について、渡すタイミング、受付での言葉、香典袋の書き方、金額の考え方などを、初めての方にもわかりやすく説明します。

 

 

目次

通夜と葬儀の香典は基本的に1回で大丈夫

通夜と葬儀の両方に参列する場合、香典はどちらか一方で1回だけ渡すのが基本です。

現在の葬儀では、通夜に参列する方が香典を持参し、受付で渡すケースが一般的です。翌日の葬儀・告別式にも参列する場合は、そこで改めて香典を渡す必要はありません。

たとえば、次のように考えると簡単です。

参列する場合 香典を渡すタイミング
通夜だけ参列 通夜の受付で1回
葬儀・告別式だけ参列 葬儀の受付で1回
通夜と葬儀の両方に参列 基本的には通夜で1回

ただし、地域や家庭、葬儀の形式によって考え方が違う場合があります。遺族から「香典辞退」の案内がある場合は、香典を用意しないことが基本です。案内がある場合は、遺族の希望を優先しましょう。

 

なぜ香典は2回渡さないの?

香典を2回渡さない理由には、昔からの考え方があります。

通夜と葬儀の両方で香典を渡すと、「不幸が重なる」ことを連想させるため、避けたほうがよいとされています。葬儀では、こうした「重なる」という表現を気にする方もいるため、香典は1回にするのが一般的です。

もちろん、知らずに2回渡してしまったからといって、取り返しのつかない失礼になるわけではありません。葬儀のマナーには地域差や家庭ごとの違いもあります。

大切なのは、故人を悼み、遺族を思いやる気持ちです。「絶対に間違えてはいけない」と緊張しすぎる必要はありません。基本を知っておけば、落ち着いて対応できます。

 

通夜と葬儀、どちらで香典を渡す?

通夜と葬儀の両方に参列する場合は、通夜で香典を渡すのが一般的です。

通夜は、故人と最後の夜を過ごし、お別れをするための時間です。近年は仕事などの都合から、一般の参列者が通夜に参列するケースも多くなっています。

そのため、通夜の受付で香典を渡し、翌日の葬儀では記帳だけをするという流れがよくあります。

一方、「通夜には間に合わなかった」「通夜には参列せず、葬儀だけに参列する」という場合は、葬儀の受付で香典を渡して問題ありません。

つまり、香典を渡すのは最初に参列するタイミングで1回と考えるとわかりやすいでしょう。

 

通夜と葬儀の両方に参列するときの流れ

実際の流れを知っておくと、当日も安心です。

  1. 通夜の会場に到着する
  2. 受付へ向かう
  3. お悔やみの言葉を伝える
  4. 香典を受付へ渡す
  5. 芳名帳に名前などを記入する
  6. 通夜に参列する
  7. 翌日の葬儀では、案内に従って受付・記帳を行う

芳名帳とは、参列した人の名前や住所などを記録するための帳面です。葬儀の受付で「昨日も香典をお渡ししました」と伝える必要がある場合は、受付の方の案内に従えば大丈夫です。

葬儀の受付で再び香典を求められない限り、同じ香典をもう一度渡す必要はありません。

 

うっかり2回渡してしまったら?

「通夜で香典を渡したことを忘れて、葬儀でも渡してしまった」という場合も、必要以上に慌てなくて大丈夫です。

その場で気づいた場合は、受付の方に事情を伝えて確認してもらいましょう。すでに受付を離れてしまった場合は、葬儀社や遺族に相談してください。

香典を2回渡すのは避けるのが一般的ですが、知らずにしてしまったことまで強く自分を責める必要はありません。遺族側も、参列者が故人を思って用意してくれた気持ちを大切に受け止めることが多いものです。

受付での香典の渡し方と言葉

受付では、長い言葉を話す必要はありません。簡単なお悔やみの言葉で十分です。

たとえば、次のような言葉があります。

  • 「このたびはご愁傷様でございます」
  • 「心よりお悔やみ申し上げます」
  • 「このたびは大変でしたね。お悔やみ申し上げます」

香典袋は、できれば袱紗(ふくさ)に包んで持参します。袱紗とは、香典袋を汚したり折れたりしないように包む布のことです。

受付では袱紗から香典袋を取り出し、表書きが受付の方から読める向きにして、両手で丁寧に渡します。

ただし、受付の流れは会場によって違う場合があります。記帳が先か香典を渡すのが先か迷ったら、受付の方の案内に従えば問題ありません。

 

香典袋の書き方と選び方

香典を入れる袋を「香典袋」または「不祝儀袋」といいます。一般的には、葬儀の宗教や宗派に合ったものを選びます。

香典袋には、表側に「御霊前」「御香典」などの表書きを書き、その下に自分の名前を書きます。ただし、表書きは宗教・宗派によって違いがあります。

特に注意したいのが浄土真宗です。浄土真宗では、亡くなった方はすぐに仏になるという考え方があるため、「御霊前」を使わず「御仏前」とすることがあります。

宗派がわからない場合や、遺族から案内がある場合は、事前に確認すると安心です。

書く場所 主な内容
香典袋の表 表書き・自分の名前
中袋の表 包んだ金額
中袋の裏 住所・氏名など

香典袋は、包む金額に合ったものを選ぶことも大切です。高額な香典なのに簡素すぎる袋を使うなど、金額と袋のバランスが大きく違わないようにしましょう。

香典の金額はいくらが目安?

香典の金額には、全国で統一された決まりがあるわけではありません。故人との関係、自分の年齢、地域の習慣などによって変わります。

関係の例 一般的な目安
友人・知人 5,000円~1万円程度
職場関係 3,000円~1万円程度
祖父母・親族 1万円~数万円程度
親・兄弟姉妹など 数万円~10万円程度

これはあくまで目安です。特に親族の場合は、家族間で金額を相談してそろえることもあります。自分だけ高すぎる金額を包むと、遺族が香典返しなどで気を遣ってしまう場合もあります。

また、「4」や「9」のつく金額は、「死」や「苦」を連想するため避けるという考え方があります。地域や世代によって受け止め方は異なりますが、迷う場合は避けておくと安心です。

 

遺族側が気をつけたい香典の対応

ここまでは参列する側のマナーを説明しましたが、遺族側も「香典を何回も受け取ったらどうするの?」と迷うことがあります。

通夜と葬儀の両方で同じ方から香典を渡された場合は、受付担当者が気づいた時点で確認できるよう、受付の情報を共有しておくと安心です。

また、家族葬などで香典を辞退する場合は、訃報を伝える際に「香典辞退」と明確に案内しておくと、参列者も判断しやすくなります。

香典を受け取る場合は、後日の香典返しなどにも関係するため、誰からいくらいただいたのかを正確に記録しておくことが大切です。

ただし、遺族は葬儀の準備や参列者への対応などで、とても忙しい時期です。すべてを完璧にしようとする必要はありません。葬儀社や受付を担当する方と役割を分けながら進めると安心です。

 

通夜・葬儀と香典のよくある疑問

 

Q. 通夜と葬儀の両方に出るなら、香典は2回必要ですか?

いいえ、基本的には1回で大丈夫です。通夜で香典を渡した場合、翌日の葬儀では再度渡す必要はありません。

 

Q. 通夜で香典を渡したら、葬儀の受付では何をすればいいですか?

必要に応じて芳名帳への記帳を行います。受付の方から案内があれば、その指示に従えば大丈夫です。

 

Q. 通夜に行けず、葬儀だけ参列する場合は?

葬儀の受付で香典を渡せば問題ありません。香典は、通夜か葬儀のどちらか一方で1回渡すと考えるとわかりやすいでしょう。

 

Q. 香典を忘れてしまった場合はどうすればいい?

通夜で用意できなかった場合は、葬儀で渡しても問題ありません。大切なのは、無理に慌てず、受付や葬儀社のスタッフに確認することです。

 

Q. 遺族が「香典はいりません」と言っている場合は?

遺族が香典を辞退している場合は、その気持ちを尊重して持参しないのが基本です。「どうしても何かしたい」という場合でも、まずは遺族の希望を優先しましょう。

 

Q. 北海道など地域によって香典のマナーは違いますか?

香典の金額や受付の方法、香典返しなどには地域や家庭による違いがあります。特に親族の葬儀では、家族や葬儀社に確認しておくと安心です。

 

この記事のミニまとめ

通夜と葬儀の香典について迷ったときは、次のポイントを覚えておけば大丈夫です。

  • 通夜と葬儀の両方に参列しても、香典は基本的に1回でOK。
  • 両方に参列する場合は、通夜の受付で渡すのが一般的。
  • 通夜で香典を渡したら、葬儀では再度渡さず、必要に応じて記帳する。
  • 通夜に参列せず葬儀だけに参列する場合は、葬儀で香典を渡す。
  • 香典袋の表書きは宗教・宗派によって違うため、確認すると安心。
  • 香典の金額は、故人との関係や年齢、地域の習慣などを考えて決める。
  • 遺族から香典辞退の案内がある場合は、その希望を尊重する。

「葬儀 通夜」と検索して香典のマナーを調べている方は、きっと「失礼なことをしたくない」という思いを持っているのではないでしょうか。

葬儀のマナーは難しく感じるかもしれませんが、すべてを完璧に覚える必要はありません。まずは「通夜と葬儀の両方に参列する場合、香典は基本的に1回」と覚えておけば安心です。

そして、わからないことがあれば、受付の方や葬儀社のスタッフに確認してください。葬儀は地域や家庭によって違うこともあります。大切なのは形式だけではなく、故人を思う気持ちと、遺族への思いやりです。

 

市民火葬協会では、葬儀に関するさまざまなご不安や疑問について、できるだけわかりやすくご案内しています。葬儀の流れや費用、参列者への対応など、わからないことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

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