身寄りのない方・生活保護を受給していた方の葬儀
2022/11/29
札幌市のお客様で当社に葬儀の依頼をされるお客様の約半数は介護施設や病院からです。喪主となる方からのご依頼ももちろんある中で、札幌市内は特に介護施設や病院で身寄りのない患者さんや生活保護を受けている患者さんを診療しているところも多くあることから、生活保護葬の依頼が急増してきています。現在生活保護を受給されている方の中には、「自分が無くなったら葬儀は誰がしてくれるんだろう?」「葬儀費用は誰が負担してくれるんだろう?」と考えた方もいらっしゃると思います。
今回はそのようなケースに対して市民火葬協会がどのような対応をとっているのかについてご紹介します。
~身寄りのない故人・生活保護を受けている方の葬儀~
生活保護を受給し、身寄りの親族がいない方が亡くなった場合その方を診ていた病院や介護施設から当社宛に電話がきます。その後当社は霊柩車でお迎えに上がり、故人様のお体を清め霊柩車で無料安置施設に搬送します。お迎え先で発行される死亡診断書の届出人の欄には院長様の名前を書いて頂きます。
この後は役所で火葬手続きを行いますが、一般的な葬儀とは若干異なります。火葬手続きについては、区役所の戸籍課に提出すれば完了し、火葬許可証をもらうことができますが、生活保護の方の葬儀を行う場合、さらに必要な手続きがあります。それは、市町村から生活保護葬を行うことに対しての受理を受ける手続きです。今回のようなケースでは故人様には喪主様となる家族は方はいないため、病院や介護施設の施設長の方が依頼者となって頂きます。
生活保護葬の受理を受けるまでの流れとしては、まず当社で葬儀の見積書を作成して故人の生前の生活保護の担当者様に直接お持ちします。そしてその書類を以て生活保護葬となることが受理されると、市町村が葬儀費用を負担するという事が決定します。
生活保護受給者が亡くなったり、故人の同世帯の方が生活保護受給者の場合にはご遺族様の負担が0円というのはこのためなんですね。
その後は故人様にお仏衣をお着せしたりお線香をあげさせて頂いて、親族が少人数であろうといなかろうと何ら変わらないよう私たちが最後を送らせて頂いております。このように「常に供養の気持ちを忘れず、温かな葬儀をご提供する」というのが市民火葬協会の葬儀をするうえでのこだわりです。
身寄りのいない生活保護者の方のお葬儀についてご説明させて頂きましたが、親族が近くにいる方であれば、自分の万が一の時にはまずはどこに電話するか?について話し合っておくことも重要だと思います。ほとんどの人はあまり迷惑かけずに死にたいと考えますから、そのためにも自分の周囲の人とかかわりを持っておくという事はとても大切なことです。
「自分の一生を決めるのは自分。自分の死後を決めるのもまた自分である。」という事を心の片隅にでも入れておくことができれば、例え身寄りがあってもなくても少し安心して日々を過ごせるのではないでしょうか?
葬儀の道に長年携わってきた葬儀のプロの目線で見る、安いてシンプルな葬儀についての見解でした。今回のように、身寄りのない方の最後を家族の代わりになって送り出す経験も重ねてまいりました。今後も皆様に役立つ葬儀の情報を公開していきます。
専用葬儀HPはこちらまで→https://hp011-555-6195.com/
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市民火葬協会
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北海道札幌市南区藤野3条7丁目2-24
電話番号 : 011-206-7522
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