ドライアイスを故人様にあてる意味
2023/04/01
病院や看取りでご自宅で亡くなった場合は、故人様を安置施設かご自宅でご安置致します。
日本では亡くなってから24時間以内は火葬を行ってはいけないという法律がありますので、葬儀までの間、遺体を保管しておく必要があります。
その為、故人様のお体の状態をなるべく保つ為にドライアイス等で腹部を中心に冷やすします。腹部中心なのは、内蔵がある為です。
基本、冷気は下に流れますので故人様のお身体の上にドライアイスを充てさせていただきますが、故人様のお体の状態により、お顔の近くや首の下、脇などにドライアイスをあてる場合がございます。
関節部位にはドライアイスはあてません。何故ならば、関節部位が冷気により固まってしまうと、故人様の仏衣等のお着換えによる旅支度・湯灌に支障が出る為です。
よって、手を組んだ辺りは腹部あたりになる為、故人様の手首辺りとドライアイスの間にタオル等を置き、保護致します。
*ドライアイスは取り扱いを間違えると火傷などの怪我につながりますので
ご遺族様は触らないようにお願い致します。
*ドライアイスは常温に置いておくと、気化して二酸化炭素になります。
二酸化炭素は空気よりも重く故人様のお側で横たわって眠ってしまうと、
二酸化炭素中毒になる危険性があますので十分な換気をお願い致します。
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市民火葬協会
〒061-2283
北海道札幌市南区藤野3条7丁目2-24
電話番号 : 011-206-7522
FAX番号 : 011-206-8246
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