お盆のお墓参りの意味

お盆期間中、ご先祖は迎え火により現世に戻ってきていると言われれているのに、なぜお墓参りに行くの？

と、疑問に思うことはありませんか？
その答えは様々あり、地域によって考え方も違いますが「行くことに意味がある」「供養の為、ご先祖さまの魂が今世に戻ってくるタイミングでご遺骨を納めているお墓に足を運んで冥福を祈るの」「お墓からご自宅までご先祖様を連れて帰る」等々です。

理由としては、様々な考え方がありますが、例としてあげますと、お参りに行くことで先祖が極楽浄土へ行きやすくなると考える地域・浄土真宗では、人間は死後すぐに仏となって極楽浄土に行くと考えられおり、ご先祖様はお墓に宿るものではなく、現世とあの世を行き来することもないと言われていますので、お墓参りの意味としては、阿弥陀如来や大日如来などの仏様に手を合わせることで、自分が亡くなったときにも極楽浄土へ行けると考えるからです。

宗教別・地域別に挙げると沢山の考えがございます。

しかしながら、お盆のお墓参りで大切なのは、先祖を敬う気持・草むしりをして綺麗にする・亡くなった方の好きな花や綺麗な花を飾る・亡くなった方の好きだった食べ物やお菓子などをお供えして、亡くなった方のことを思い、ご先祖様に感謝の気持ちをお参りすることではないかと思います。