葬祭費はどんなもの?埋葬料との違いとは

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葬祭費はどんなもの?埋葬料との違いとは

葬祭費はどんなもの?埋葬料との違いとは

2024/12/14

葬祭費とは、故人が国民健康保険や後期高齢者医療制度に加入していた場合に、葬祭を行った方(喪主または施主)に支給される給付金です。北海道の支給額は3万円で、区役所に申請を出します。

各区役所の保険年金課給付係に行って、対象者であればもらえますが、申請に必要な書類を提出しなければなりません。

申請に必要なもの

・故人の健康保険証(既に返還している場合は不要)

・会葬はがきなど、葬祭を行った方(喪主または施主)の氏名が確認できるもの

・葬祭を行った方(喪主または施主)の口座番号がわかるもの

・国民健康保険葬祭費支給申請書

葬祭を行った日の翌日から起算して2年が過ぎると時効になります。

埋葬料との違い

葬祭費は国民健康保険に加入している人が対象ですが、埋葬料は社会保険に加入している人が対象になっています。支給額は5万円で、加入している健康保険によって組合独自の「付加給付(埋葬料付加金)」を上乗せして支給する場合もあります。

申請先は区役所ではなく、「勤務先の健康保険組合」または「社会保険事務所」となります。

申請に必要なもの

・埋葬料支給申請書

・故人の健康保険証

・埋葬許可証、火葬許可証、死亡診断書、戸籍謄本・抄本・住民票の写しなど、いずれか1つ

死亡した翌日から2年が過ぎると時効になります。

葬祭費・埋葬料は、相続財産とはみなされず、相続税の課税対象にはなりません。仮に埋葬や葬祭を行った人が相続放棄をしていたとしても、埋葬料や葬祭費は申請できます。

葬祭費は申請したら”お得”というよりは、申請しないと“損”という方が正しいですね。

損をしないためにも早めに申請をしましょう。

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