意外と知らない?お通夜の意味やマナー

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意外と知らない?お通夜の意味やマナー

意外と知らない?お通夜の意味やマナー

2024/12/17

・お通夜とは?

お通夜とは、家族や親族、故人と関わりが深かった人などが集まり、故人と最期の夜を過ごす儀式のことです。元々は、夜通し故人を守ることを意味しており、そのため通夜と呼ばれていました。ですが現在は1~3時間など短時間で終了する(半通夜)が一般的です。

・お通夜の形態

お通夜には、「仮通夜」と「本通夜」2つの形態があります。

「仮通夜」は死亡当日の夜に遺族だけで行う通夜です。最近では亡くなった後、すぐに霊安室に安置される場合が多いため、仮通夜を行うことは少なくなってきています。

「本通夜」は仮通夜の翌日の夜に、弔問客を迎えて行う通夜です。僧侶などを呼び宗教的な儀式を執り行うので、ご遺族にとっては大変忙しい日になります。

・お通夜のマナー

「香典」

香典で渡す金額は故人との関係で異なります。

両親(約5~10万円)、兄弟姉妹(約3~5万円)、祖父母・叔父叔母(約1~3万円)、友人・会社の同僚・遠い親戚(約5千円~1万円)、隣近所(約3~5千円)

香典は香典返しに見合うように最低でも3千円以上にするのが基本です。

また、香典のお札は新札やピン札は使わず折り目がついたお札を使用した上で、「4」「9」偶数数字など縁起が悪いお札の枚数は避けるのがマナーです。

「通夜振る舞い」

もし通夜振る舞いを勧められた場合は断らず、有難く頂きましょう。通夜振る舞いとは、お通夜の後に弔問客を別室に招いて、食事やお酒を振る舞う儀式です。全く口をつけないのはマナー違反なので、食欲がなくても一口は頂きましょう。

「服装」

お通夜では、男女共通で喪服を着用します。ただし、革製・毛皮など動物の殺生をイメージする物や、結婚指輪以外のアクセサリーを身に着けるのは避けましょう。

男性は、黒スーツに黒ネクタイ白無地のシャツ。女性は、黒のワンピースやアンサンブル、スーツに黒ストッキングなどが一般的です。学生は学生服で構いません。

・お通夜の流れ

1.斎場到着(10分前から) 2.受付・記帳(香典を渡す) 3.一同着席・僧侶入場 4.読経・お焼香 5.法話 6.僧侶退場・喪主挨拶 7.通夜振る舞い 8.退場

お通夜は、他にも細かくルールが決められているので、ご遺族などに「失礼」と思われないように、マナーやルールをしっかり押さえて、お通夜に参列してください。

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