札幌市の葬儀に関する給付金申請手続きと必要書類とは?
2025/03/07
高額かつ、急な出費になりがちな『葬儀費用』。
多くの方にとってとても悩ましい問題かと思われます。
ですが、所定の手続きを行うことで役所から給付金を受け取ることができるのです。保険の加入者であればどなたでも受け取ることは可能ですが、加入保険によってそれぞれの手続きの方法が異なります。今回は少しでも葬儀費用の負担を減らせるよう、必要な手続きを説明していきますので是非、ご参考になさってください。
葬祭費
葬祭費とは?
葬祭費は、故人が国民健康保険、または後期高齢者医療保険制度に加入していた場合、葬儀を行った方(喪主・施主)に対して葬儀費用が給付される制度です。
給付金額はおおむね3~7万円程度で自治体によって異なります。札幌市の場合では3万円の給付となっています。
申請は各区役所にて行い、保険年金課給付係か保険年金課保険係で申請を出します。
葬祭費の申請に必要な書類
次のものをお持ちになり、お住まいの区の区役所保険年金課の窓口で申請してください。
※葬祭を行った日の翌日から起算して2年を過ぎると時効となります。
・保険証(資格確認書または資格情報のお知らせ)
・会葬はがきなど、葬祭を行った方(喪主または施主)の氏名が確認できるもの
・葬祭を行った方(喪主または施主)の口座番号がわかるもの
※札幌市のホームページより一部抜粋させて頂いております。
https://www.city.sapporo.jp/hoken-iryo/kokuho/sosai.html
埋葬費
埋葬費とは?
埋葬費は、葬祭費と異なり、故人が社会保険に加入していた場合が給付対象となります。
給付金額は、どの健康保険組合に加入していても一律で5万円です。ただし加入している健康保険によっては、組合独自の「付加給付(埋葬料付加金)」を上乗せされて支給される場合もあります。
申請は、「勤務先の健康保険組合」または「社会保険事務所」となります。
埋葬費の申請に必要な書類
次のものを書いて、申請先に郵送or窓口に提出してください。
※故人が亡くなった日の翌日から起算して2年を過ぎると時効となります。
・埋葬料支給申請書(各組合のHPよりダウンロード)
・故人の健康保険証(健康保険組合に返却)
・亡くなったことが証明できる書類(死亡診断書・火葬許可証等)
・葬祭を行った方(喪主または施主)の口座番号がわかるもの
健康保険組合によって必要書類には多少違いがあるため、事前に確認しておくと安心です。
あとがき
直葬でも一般葬でも葬儀の際は何かと費用が掛かるので、少額でも補助が受けられるのであれば助かりますよね。ですが葬祭費というものがあることを知らない人も多いのではないでしょうか。葬祭費は必ず自己申告しないと給付が受けられないので、忘れないよう今のうちからしっかりと知識を身につけておきましょう。
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市民火葬協会
〒061-2283
北海道札幌市南区藤野3条7丁目2-24
電話番号 : 011-206-7522
FAX番号 : 011-206-8246
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