湯灌師の役割について
2022/12/05
葬儀を行う前にご遺体を整える「湯灌師」をご存じでしょうか。
ご遺体を入浴させて、きれいな状態で見送るといった重要な役目を担っています。
そこで今回は、湯灌師の役割についてご紹介します。
湯灌師(ゆかんし)とは?
湯灌師とは、ご遺体を入浴させて体の洗浄や洗髪・洗顔などの「湯灌」をする仕事です。
湯灌後は髭剃りやメイク・着替えなどを行い、ご遺族が死を受け入れるためのお手伝いをします。
最近は、ご遺体を拭くなどの「清拭」で、簡易的に済ませるケースも増えています。
湯灌師の役割について
ご遺体からの感染リスクを防ぐ
湯灌をすることで感染症を防ぐことができるため、必要不可欠な作業です。
ご遺体をそのままにしておくと腐敗が始まり、ご遺族にはとてもつらい状態になってしまいます。
感染リスクの防止だけでなく、ご遺族の心情のためにも湯灌できれいにすることが必要です。
ご遺族が悔いなく見送るための配慮
ご遺体の損傷がひどい場合は、湯灌をすることでご遺体を清潔にし生前に近い状態に戻すことができます。
そうすることで、ご遺族や参列者の心理的なショックを和らげることが可能です。
また故人の供養ともなり、ご遺族も悔いなくお別れができます。
まとめ
湯灌師は、葬儀前にご遺体を入浴させてきれいにすることで腐敗を防ぐ作業を行います。
また湯灌することで感染を予防するとともに、生前に近い状態に戻すなど重要な役割を担っています。
『株式会社市民火葬協会』では、搬送や葬儀などのご相談に24時間対応しておりますので、一度お問い合わせください。