仏式と神式の違い
2022/12/06
葬儀の中で仏式と神式の2つの方法がありますが、どのような違いがあるのかご存じですか。
似ていると思われがちが仏式葬儀と神式葬儀は、目的や考え方・方法などが大きく異なります。
そこで今回は、仏式と神式の違いについてご紹介します。
仏式と神式の違い
仏式とは?
仏式は仏教に則って行い、僧侶の経を読んで故人の冥福を祈ります。
仏式葬式では焼香が行われますが、これは線香の煙で故人を天に導くためだと言われています。
そして仏門へと入門した証として、本名とは別の戒名を与えるのが一般的です。
葬儀後は、初七日や四十九日などの法要が行われます。
神式とは?
一方神式は神通に則って行い、神主が祝詞を唱えて故人とともに子孫の繁栄を祈ります。
神式葬儀では焼香は存在せず、玉串と呼ばれる木を神前に捧げるのです。
そのまま故人は家にとどまり、子孫の行く末を見守っていくという考え方になります。
そして故人の名がそのまま魂の名前として引き継がれ、生前の実績を書き足すのが一般的です。
葬儀後は十日ごとに霊祭という法事をして、五十日祭りという儀式を行います。
まとめ
仏式は僧侶の経を読んで冥福を祈り、神式は神主が祝詞を唱えて故人とともに子孫の繁栄を祈るといった違いがあります。
仏式と神式では異なる部分が多いため、故人の信仰に合わせた葬儀が必要です。
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