直葬の流れを現役葬儀社が短時間で解説
2026/06/09
直葬の流れを現役葬儀社が短時間で解説

突然のことで、何から始めればよいのかわからない方も多いと思います。まずは、葬儀とは何か、葬儀直葬とは何かを落ち着いて整理していきましょう。直葬は、通夜や告別式を行わず、火葬を中心に進める葬儀の形です。ただし、亡くなってすぐに火葬できるわけではなく、原則として死亡後24時間を過ぎてから火葬します。
結論|葬儀とは・葬儀直葬とはを先に整理
結論から言うと、葬儀とは故人を見送るための一連の営みで、葬儀直葬とはその中でも通夜や告別式を省き、安置・手続き・火葬を中心に進めるシンプルな形です。 費用や時間の負担を抑えやすい反面、安置場所の確保や親族への説明など、事前に知っておきたい点もあります。まず全体像をつかんでから葬儀屋へ相談すると、落ち着いて判断しやすくなります。
葬儀とは何か|葬儀直葬とは何か
葬儀とは何かを短く言うと
葬儀とは、亡くなった方を送り出すために行う儀式や手続きのことです。一般的な葬儀では、通夜、葬儀・告別式、火葬という流れになることが多く、ご遺族は準備から火葬まで長い時間をかけて見送ります。平安祭典の解説では、一般的なお葬式にかかる時間はご遺族で5〜6時間ほどとされています。
葬儀直葬とは何かをやさしく言うと
葬儀直葬とは、通夜や葬儀・告別式を行わず、火葬を中心に進める葬儀です。「火葬式」と呼ばれることもあります。式を省くぶん準備が少なく、費用を抑えやすいのが特徴です。ただし、何もしないわけではなく、お迎え、安置、死亡届の提出、火葬許可証の取得、火葬という流れは必要です。
直葬と一般的な葬儀の違い
| 項目 | 直葬 | 一般的な葬儀 |
|---|---|---|
| 通夜 | 基本的に行わない | 行うことが多い |
| 告別式 | 基本的に行わない | 行うことが多い |
| 中心となる流れ | 安置・手続き・火葬 | 通夜・告別式・火葬 |
| 準備の負担 | 比較的少ない | 比較的多い |
| 向いている人 | 時間や費用を抑えたい人 | 儀式の時間を大切にしたい人 |
このように、葬儀とは広い意味の見送り全体を指し、葬儀直葬とはその中でも火葬中心の形だと考えるとわかりやすいです。
葬儀直葬とはどんな流れか|逝去後から火葬までの手順
葬儀直葬とは、短い流れに見えても、実際には順番に必要な準備があります。 主な流れは次のとおりです。
- ご逝去・死亡確認
病院やご自宅で医師による死亡確認が行われ、死亡診断書が交付されます。 - お迎え・搬送
葬儀屋へ連絡し、病院や施設からご自宅または安置施設へ搬送します。ここでいう「搬送」とは、故人様を安置場所までお連れすることです。 - ご安置
ご自宅または安置施設で故人様をお預かりします。直葬でも安置は必要です。 - 打ち合わせ・手続き
火葬日程、火葬場の予約、死亡届の提出、火葬許可証の準備を進めます。 - 火葬
火葬場へ移動し、火葬・収骨を行います。収骨とは、お骨を骨壺に納めることです。
死亡後24時間を過ぎてから火葬する基本ルール
葬儀直葬とはいえ、亡くなってすぐに火葬することはできません。日本では、墓地埋葬法により、死後24時間は火葬できないというルールがあります。そのため、最低でも1日は安置場所を確保しておく必要があります。これは直葬を検討するときに最初に知っておきたい大切な点です。

葬儀直葬とはいくらかかる?短時間で見たい費用目安
直葬の費用は一般的な葬儀より低くなりやすいですが、表示価格だけで判断しないことが大切です。 参考ページでは、直葬は「最低限の費用で送り出すことができる」と説明されており、比較的費用を抑えやすい葬儀です。
| 費用項目 | 確認したい内容 |
|---|---|
| 搬送費 | どこまで含まれるか、深夜対応で追加があるか |
| 安置費 | 何日分まで含まれるか |
| 火葬関連 | 火葬場予約や移動費が含まれるか |
| 物品費 | 棺、骨壺、ドライアイスが含まれるか |
| 追加費用 | 面会、宗教者手配、日程延長などの追加があるか |
葬儀直葬とは「安い葬儀」というイメージを持たれやすいですが、総額はプラン内容で変わります。費用目安を見るときは、「基本プランでどこまでできるか」を必ず確認しましょう。
葬儀直葬とは何が良い?メリットと注意点
直葬のメリット
- 通夜や告別式を省くため、準備の負担を抑えやすい。
- 一般的な葬儀より費用を抑えやすい。
- 短期間で進めやすく、急いで全体像を知りたい方に向いている。
直葬の注意点
- お別れの時間が少なく感じる場合がある。
- 親族や菩提寺に事前相談が必要なことがある。
- 死後24時間は火葬できないため、安置場所が必ず必要。{index=19}
つまり、葬儀直葬とは「負担を減らしやすい葬儀」ですが、ご家族や関係者の気持ちにも配慮しながら選ぶことが大切です。
葬儀屋を選ぶときの確認ポイント
葬儀屋を選ぶときは、費用の安さだけでなく、24時間対応の有無、搬送の対応範囲、安置場所、火葬場の予約、見積もりの明確さを確認しましょう。直葬は流れがシンプルなぶん、最初の説明がわかりやすい葬儀屋かどうかが大切です。
- 24時間いつでも連絡できるか。
- 病院や施設へのお迎えがすぐ可能か。
- 安置施設があるか、自宅安置にも対応できるか。
- 火葬場の予約や役所手続きの案内があるか。
- 追加費用の説明が明確か。

見積もりで確認すべき項目
葬儀屋の見積もりでは、次の点を先に見ておくと安心です。
- 搬送費は何kmまで含まれるか
- 安置は何日まで含まれるか
- 棺・骨壺・ドライアイスは含まれるか
- 火葬場関係の費用は別か込みか
- 夜間・早朝・休日の追加料金があるか
短時間で判断したいときほど、総額だけでなく内訳を見ることが大切です。わかりにくい言葉があれば、遠慮せず葬儀屋へ確認しましょう。
短時間で判断するときに確認したいこと
急いでいるときは、次の3点だけでも先に確認すると動きやすくなります。
- 今どこへお迎えに来てもらう必要があるか
- 安置場所は自宅か施設か
- 直葬で進めたいか、まだ迷っているか
葬儀とは何か、葬儀直葬とは何かを完璧に理解してからでなくても大丈夫です。まず状況を伝えれば、葬儀屋が順番に必要事項を案内してくれます。葬儀とは何か、直葬や火葬について詳しく知りたい方は、市民火葬協会のトップページもあわせてご覧ください。
最後に読者が取るべき行動ステップ
- 今の状況を整理する(病院・施設・自宅のどこにいるか)
- 安置場所が必要かを確認する
- 直葬で進めたいか家族で共有する
- 葬儀屋へ連絡し、搬送・安置・火葬の流れを確認する
- 見積もりの内訳を確認してから依頼を決める
直葬は短時間で全体像をつかみやすい葬儀ですが、慌てて決めなくても大丈夫です。順番に確認していけば、落ち着いて進めやすくなります。
葬儀屋に最初の電話をするとき何を伝える?
突然のことで気持ちが追いつかない中、葬儀屋に最初の電話をかけるのはとても緊張するものです。ですが、最初からうまく話そうとしなくて大丈夫です。結論から言うと、葬儀屋への最初の電話では、「今どこにいるのか」「どなたが亡くなったのか」「これからどのような葬儀を考えているか」の3つを伝えられれば、相談は進めやすくなります。 まだ直葬にするか迷っている段階でも、「直葬を考えているが、まず流れを知りたい」と伝えれば問題ありません。
まず葬儀屋が確認したいのは、故人様が今どこにいらっしゃるかです。
病院なのか、自宅なのか、施設なのかによって、お迎えや安置の流れが変わるためです。ここでいう安置とは、火葬までの間、故人様を落ち着いてお預かりすることです。次に、亡くなられた方とのご関係やお名前がわかると、葬儀屋も案内をしやすくなります。
最初の電話では、次のような内容を伝えるとスムーズです。
・故人様が今いらっしゃる場所
・亡くなられた方とのご関係
・お名前がわかればお名前
・直葬を考えているか、まだ迷っているか
・ご希望の地域や火葬場のイメージ
・今いちばん不安に感じていること
・費用面で気になっていること
たとえば、
「病院で亡くなり、直葬を考えています」
「自宅に戻るのか安置施設にお願いするのか、まだ迷っています」
「まずは流れと費用の目安を知りたいです」
このような伝え方で十分です。
また、最初の電話では何を聞けばよいかわからなくても大丈夫です。
むしろ、安心して任せられる葬儀屋かどうかは、この最初の対応で見えやすいこともあります。説明がわかりやすいか、質問しやすいか、直葬の流れや費用を曖昧にせず話してくれるかを落ち着いて見てみましょう。
葬儀屋に最初の電話をするときは、完璧に話すことよりも、今の状況をそのまま伝えることが大切です。必要なことは、葬儀屋が順番に聞いてくれます。急いでいるときほど、一人で抱え込まず、まずは電話で状況を共有することが、落ち着いて直葬を進める第一歩になります。
全体の要点をまとめたミニ要約
- 葬儀とは故人を見送る一連の営みで、葬儀直葬とは通夜や告別式を省き火葬を中心に進める形です。
- 直葬でも、搬送・安置・手続き・火葬の流れは必要です。
- 死亡後24時間は火葬できないため、安置場所の確保が大切です。
- 費用を見るときは、基本プランに何が含まれるかを確認することが大切です。
- 葬儀屋は、24時間対応、搬送、安置、火葬場予約、見積もりの明確さで選ぶと安心です。




