札幌市北区直葬

10年近く葬儀関係の仕事をしておりますので、その経験上のお話を致します。

今回は、少し特殊な直葬のお話をさせて頂きます。

知人から友達Kさんの旦那さんが病院に運ばれたが亡くなったので直葬を頼みたいと連絡がありました。詳しく聞くと自宅で意識が無くなり救急隊員が到着した時には心停止状態で病院に搬送されたが変死扱いとなる為、警察が介入しているとの事でしたので、本日の搬送はないかもしれないと思っておりました。その理由は、自宅で亡くなった場合は警察が介入して事件性が無いか調べ、事件性有は解剖を経てからご遺体のお引き渡しになる為、お引渡しが数週間～数ヶ月後になる場合があるからです。

事件性がない場合は発見時の状況によりかなりの差はございますが今回は奥様が一緒におられて救急隊員が心停止を確認しており搬送先の病院で心筋梗塞による死亡確認がされた為警察から、事件性なしご遺体搬送を葬儀社に依頼して大丈夫とご遺族様に連絡が入ったので、当日の夜に搬送先の病院にお迎えに行く事が可能となりました。

お亡くなりが夜でしたので（火葬が行えるのが死亡時間から24時間後の為）当社のホールにご来場無しご安置後、火葬を翌々日の午前に、ご遺族様と手稲山口火葬場にてお待ち合わせをし、無事終了致しました。

直葬後、奥様は少し体調を崩されてしまいましたが、友人・知人に支えられ元気を取り戻されました。

K様のご主人様のご冥福をお祈り申し上げます。