札幌市内で終活を進める人に役立つ葬儀事前準備のポイント(中編)
2025/03/05
終活を始めるタイミングは?
終活は何歳からも問題なく始められます。最近では20代、30代の若い時から終活を考える方もいます。一般的には60代から始める人が多いです。定年退職や孫の誕生など、何かと大きなライフイベントが起こりやすいからです。
体力や気力があるうちに少しずつ進めていくのが一番良いかもしれません。
終活で必要な準備
終活は特に決められたルールがあるわけではないですが、自身がいなくなった時に、残された家族の負担を軽減できるよう、ある程度やることを押さえておきましょう。
1.身の回りの整理をしておく
2.エンディングノート
3.相続・遺言書の作成
4.入院・介護の準備
5.葬儀・お墓の準備
1.身の回りの整理をしておく
自分の身の回りの物を整理して、すっきりした状態にしておくのも大切な準備の一つです。
長く生活していると必然的に物も増えていきます。残された家族としては、大量に物があると仕分けも大変になっていきます。また、業者に頼むにしても経済的負担がかかります。そんな家族の負担軽減のためにも元気なうちから少しずつ処分していきましょう。
2.エンディングノートを書く
エンディングノートとは、自分の最期に家族や友人に伝えておきたいことを書き残したノートの事です。内容に決まりはありませんが、下記の項目を書き残しておくといいかもしれません。
・自分の個人情報(年金手帳、免許証などの保管場所)
・遺品(残したいもの、処分したいもの)
・資産関係の情報(不動産、預貯金)
・葬儀の希望(葬儀プラン、喪主)
・家族や友人に遺したいメッセージ
3.相続・遺言書の作成
自分の財産を家族がトラブルなく受け継いでもらうためにも、遺言書を準備しておきましょう。遺言書は、大きく「自筆証書遺言」「公正証書遺言」に分けられます。
・自筆証書遺言
本人が全文自筆で書いた遺言書で、日付・氏名・押印を押すことで法的な書類となります。
・公正証書遺言
公証人が代理で書いた遺言書で、公証人以外に2人以上の証人が必要になります。
4.入院・介護の準備
突然病気にかかってしまったりして、今後の治療方針など話す余裕がなくなるかもしれません。そんなときの為に事前に病気にかかった後の事を考えておきましょう。延命治療の希望、かかりつけ医や飲んでいる薬などをまとめると良いかもしれません。また介護の希望なども合わせてエンディングノート等に記載しておきましょう。
5.葬儀・お墓の準備
葬儀やお墓なども自分の希望を残しておけば、家族がスムーズに対応できます。また、「故人の希望に沿った葬儀ができた」と安心できます。
お墓は自分の代で墓じまいをするのか、受け継いで欲しいのか決めることで、家族も楽になります。
その他にも様々な項目があるので少しずつ、自身が残しておきたいと思うものを見つけてみてください。
(後編→https://hp011-555-6195.com/blog/detail/20250304180300/)
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