札幌市内で終活を進める人に役立つ葬儀事前準備のポイント(前編)

人生の終わりについて考える『終活』。

「そろそろ終活を始めようかな」と思っていても、実際は何をしたらいいのかわからない方も多いと思います。

今回の記事では、終活の準備でやっておくと良いことや終活のタイミング・その他注意点を紹介していきます。

 

終活の意味と必要性

 

終活とは、「自分の人生の終わりに向けて身の回りを整理すること」です。

終活は、自分の為というのもありますが、残された家族の負担を少しでも減らせるようにしたいと考える人が多いです。

具体的な活動内容は人それぞれですが、主に遺産相続・葬儀・お墓・エンディングノート・生前整理などを考えたり、書いたりします。

 

終活の意味　　　　　　　　　　　　　

 

ひと昔前は、地域や家族の繋がりが大きかったので、死後の身の回りの整理などを任せて安心して最期を迎えられるケースが多かったのですが、少子高齢化などが進んでいる現代では、「身寄りがいない」「家族が遠方にいる」という理由で、生前から老後や死後について考える人が急増し、終活の必要性も高まっていきました。

終活は、周りのために生きてるうちから身の回りを整理しておくことも、目的の１つですが、お墓や葬儀・遺産などを事前に考える事で老後の不安を解消し、「健やかな気持ちで自分らしく生きる」ことこそが、真の目的と言えるのではないでしょうか。

 

メリット

 

終活には主に4つのメリットがあります。不安解消、負担の軽減、老後生活、人生の振り返り、などがあるので、それぞれのメリットについて解説します。

 

『不安解消』　　　　　　　　　　　　

 

「生きてるうちに死んだときの事を考えるのは縁起が悪い」と思う人も少なくありません。ですが、その結果誰にも相談できず不安でいっぱいになってしまいます。しかし終活を行うことで、自分の死と向き合うことになり、自然と不安が解消されたという方が多くいらっしゃいます。まずは周りに終活の話をしてみるところから始めてみましょう。

 

『家族の負担を軽減できる』　　　　　

 

前述した通りに、終活をしておくと残された家族の負担を軽減することができます。例えば葬儀の際、生前予約をしていると、わざわざ葬儀社を探さなくてよい。保険に加入していると経済的負担を軽減できるなど。精神的に疲労している中で少しでも準備してくれたら家族としては助かりますね。

 

『充実した老後生活』　　　　　　　　

 

人生の最期をゴールとしたときに、残された人生で何をするか、どう生きるかを前向きに考え、計画立てすることにより、残り時間を有意義に使うことができるのです。そうすることで、充実した老後生活を送ることができます。

 

『自分に人生を振り返れる』　　　　　

 

終活は終わりを考えるだけのものではありません。自分の人生を振り返ることも大切です。それを踏まえて、「できなかったものにチャレンジしてみる」「新しい趣味を見つけてみる」「自分の失敗談を子供たちに伝える」などができます。中々ない機会なので、ぜひ一度自分の人生を振り返ってみてください。

 

(中編→https://hp011-555-6195.com/blog/detail/20250303190643/)